介護福祉士

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もくじ

このページでは、現場スタッフのリーダー的存在ともいえる介護福祉士について、資格取得のメリットや受験資格・難易度、なにができるようになるかなどを紹介します。

介護福祉士とは

介護福祉士は国家資格で、介護に関する専門知識や技術を履修して資格試験に合格すると、その資格を得ることができます。

高齢者などの日常生活をサポートするため、食事・入浴・排泄などの介助をするほか、介護スタッフを指導したり相談にのったりすることも求められるポジションとなります。

名称として「ヘルパー」や「介護職員」と呼ばれるのは介護施設の現場スタッフですが、これらは資格所有が必須というわけではありません。ケアワーカーと呼ばれるのが介護福祉士で、実際の業務として介護実務を担当する部分もあるのですが、現場では指導者や責任者といった立場にもなるのが大きな違いといえるでしょう。

現在の介護福祉士の数

厚生労働省による介護福祉士登録者データは、平成28年度調査で以下となっています。

  • 国家試験/115万9,846人
  • 養成施設/33万4,614人
  • 総数/149万4,460人

引用元:厚生労働省|介護福祉士の登録者数の推移

介護福祉士の資格をとるメリット

介護福祉士の資格をとるメリットとは?2,000人超の職員を抱える社会福祉法人元気村グループの理事長・神成裕介氏に聞いてみました。

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キャリアアップや給与面に影響があります
神成裕介
神成裕介
(理事長)

ケアマネージャーや相談員など、介護福祉士の資格がないと進めないキャリアがございますので、そういったキャリアアップを目指す方にはなくてはならない国家資格となります。
また、弊社が導入している介護福祉士としての資格手当を受けられたり、国から補助金としていただける介護福祉士の処遇改善手当の割合等にも影響してきますので、資格取得で専門性が高まることに比例し、給与面でも良い影響はあると考えています。介護福祉士が集うプロフェッショナルな集団ができ上がれば、サービスの質、つまりご利用者様の生活の質を上げることができると信じています。 元気村グループ(翔裕園)について
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介護福祉士の資格をとるとなにができる?

介護福祉士の資格を取得することで広がる仕事の領域は主に以下のような点です。

  • 施設によってはサービス提供責任者や生活相談員、チームリーダーといった役職があり、介護福祉士は管理職としてポジションを得られるケースがあります。
  • 介護利用者の家族に対して、介護の専門家として家庭における介護指導や介護用具の使い方をアドバイスします。
  • タイプの異なるさまざまな介護施設で必要とされるのに加えて、介護福祉士養成校といった人材育成の場で講師をするという仕事も選択肢となります。

介護福祉士の受験資格

介護福祉士の受験資格を得る方法としては、以下の3つのルートがあります。

  • 介護施設で実務経験を積む
    介護職員実務者研修を取ったのちに、3年間現場での実務を行なうことで介護福祉士の受験資格を得ることができます。なお、介護職員基礎研修修了者は喀痰吸引等研修を修了することで受験可能。
  • 福祉系高校を卒業する
    平成21年度以降の卒業者は筆記試験合格により受験可能。平成20年度以前の卒業者は筆記試験と実技試験合格により受験可能。
  • 介護福祉士養成を卒業する
    厚生労働大臣指定の介護福祉士養成施設(大学や専門学校など)を卒業する方法。卒業年次によって卒業=資格取得となるケースと、介護福祉士試験筆記試験に合格することで資格取得となるケースがあるので注意してください。

介護福祉士試験の難易度

厚生労働省の発表によると、直近2017年度の介護福祉士試験は受験者92,654人で合格者65,574人。合格率は70.8%となっています。(※)

試験には論述形式がなく全問選択式なので、きちんと受験対策しておけば高難度というわけではないでしょう。

(※)参照元:厚生労働省公式HP:https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000198330.html

介護福祉士の資格を持つ
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意識が強く変わります

資格をとると、「介護福祉士はだれでも務まる仕事じゃない」という意識が強くなります。経験と勘だけに頼らない、介護のプロフェッショナルとして、「誰に対しても(根拠を)説明できる仕事をする」ことが大切なので。