埼玉の介護職について

東京都のベットタウンでもある埼玉県。人口も多いですが、高齢者の人口割合も高いのが特徴です。埼玉県の介護職について、求人の状況や県の取り組み、気になる給与などについて実態をまとめました。

埼玉県の介護の求人について

埼玉県は、東京都の隣県ということもあり、求人数は豊富です。特に介護職の求人は多く、介護に携わる職種も多くあります。介護職に就きたいときに気になるのは給与かもしれません。ここでは、埼玉県の介護職について、募集職種や平均年収を調査しました。

募集している職種

「介護福祉士」「介護福祉士実務者研修」「社会福祉士」「ホームヘルパー」「ケアマネージャー」「理学療法士」「管理栄養士」「生活相談員」「認知症ケア専門士」「ガイドヘルパー」「認定介護福祉士」「重度訪問介護従業者」など

介護職の平均年収

平成29年度介護事業経営実態調査によると、常勤の介護職員全体の平均給与は、313,817円でした。居宅介護支援の給与は358,229円です。また、訪問看護における看護師の給与は449,961円でした。10年以上勤務している介護福祉士には月平均8万円相当の処遇改善が図られています。[注1]

埼玉県における介護の現状について

埼玉県の65歳以上人口は、2021年1月1日時点で1,959,531人。前年と比べて23,798人増加しています。人口比率では26.5%が65歳以上の老年人口です。3.7人に一人が高齢者。今後も介護サービスの利用者数が増加することが予想されます。[注2]

介護職の求人数は他業種と比べて倍以上

2021年1~3月の医療・福祉における新規求人数は、1月10,504人、2月9,775人、3月8,893人でした。

他の業種と比較してみましょう。2021年3月の新規求人数は、情報通信業で342人、教育・学習支援業で545人、建設業で3,627人、製造業で3,551人。最も多いのが分類に含まれなかったその他のサービス業で4,097人でした。他の業種と比較して、医療・福祉は倍以上の差があり、求人数の多さが顕著です。[注3]

介護職員のサポートに注力

介護職の人材不足をカバーするため、埼玉県では「介護職員しっかり応援プロジェクト」の取り組みが行われています。関係団体と協力して「介護職員しっかり応援プロジェクトチーム」も設置。介護職員が働きやすい環境を作り、給与などの条件改善に取り組んでいます。[注4]

また、11月11日を「介護の日」として、福祉の仕事就職フェアや介護職チャレンジ説明会など、介護職への就職促進のためのイベントも実施。人材確保・離職率減少のために積極的な取り組みをしています。[注5]

まとめ

全国で高齢者人口が多い傾向はありますが、埼玉県は東京都に比べても高齢者人口は多く、介護職の需要は高い水準で推移しています。他の業種と比較すると介護職の求人数の多さから、その需要の高さは分かるでしょう。県も介護職への就職を促進するイベントを実施しており、介護職への就職はしやすい状況です。また、介護職員が働きやすい環境を作るためのプロジェクトにも取り組んでいます。

参考サイト