介護職に体力は必要?
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体力勝負じゃない介護職もある
介護職というと、「腰を痛めそう」「体力勝負」というイメージが湧いてくる方もいるでしょう。しかし、適切な技術や知識を身につけて行えば負担は少なくなります。
体を動かしたくないけれど介護職をやってみたい場合は、介護事務という専門職もあり、こちらはデスクワーク中心です。体力に自信がない、パソコン作業が好きという方は、こちらも良いでしょう。
介護職は体力勝負?その理由は
介護職は利用者を車椅子に移動させたり、ベッドに運んだりと、体力を使うイメージがあります。実際の仕事内容はサポートなので、体を使うのは間違いではありません。しかし、実際に大事なのは体力よりも姿勢の問題です。正しい姿勢で介護を行うことで、体の負担を軽くできます。
介護する側の姿勢、無理な格好はしないなど、気をつけると、腰の負担はかなり軽くなります。翌日まで仕事の疲れを持ち越さないで良いので、正しい介護はとても大切です。
しかし、介護未経験者への指導などが行き届かない場合、正しい姿勢・体の使い方が伝わらず、体力勝負の仕事になってしまいます。介護職に就く前に、正しい姿勢を学ぶことが大切です。
介護職をやっていれば体力がついてくる?
介護職につくとき、自分の体力がついていくだろうかと、心配になる方もいるでしょう。特に利用者の入浴、食事等の身体の介護、夜勤がある介護の仕事には体力が必要です。また業務に慣れないうちは、覚える事もあり、大変な思いもするでしょう。
しかし、仕事の流れがわかるようになるころには基礎的な体力もついてきます。余分な力を使わずに介護できるようになっているでしょう。勤務日数が増えていくにつれて、体力への不安も解消されていくはずです。
正しい姿勢での介護と体調管理が第一!
人は年を取るごとに自然と体力が落ちていくもの。今までは当たり前にできていたことが、だんだんできなくなってきます。また、生活時間が逆になる夜勤は、体に負担がかかってしまい、体力が大きく削られてしまいます。現役で介護士をやっている方の体力維持方法を紹介します。
- 栄養バランスを考えた食事を意識
- 時々は休養をいれる
- スムーズな介護をするためにストレッチ
- 休みの日に歩いて、身体を動かすよう意識
- ストレスをためないようにする
- 自己流ではなく、正しい姿勢で介護をする
日々の食事・運動だけでなく、介護時の姿勢にも気を付けて体力を維持しているようです。1日だけの対策ではなく、日頃から体力を意識して行動しておきましょう。
体調管理の方法
体力を温存するには、疲れにくい身体を作ることがカギになります。しかし、インフルエンザの時期、猛暑時など、体調管理が気になる時期もありますね。そんなときに、どんな予防をしたら良いのでしょう。自分で、できるセルフケアを紹介します。
- しっかり睡眠をとることで、免疫をあげる・自律神経を整える
- マスク、手洗いで予防する
- 「タンパク質」と「ビタミン群」が含まれた食材をバランス良く摂る
さらに、ストレス発散方法を見つけて、ストレスをためないようにするのも体調管理のひとつ。マッサージをしたり、好きな音楽を聞くのも良いでしょう。
また、無理なく介助できるボディメカニクスを学び、負担のない介護をするのもおすすめです。