難病患者等ホームヘルパー
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このページでは難病患者等ホームヘルパーについてのメリットや受験資格・難易度、資格取得後にできる行為などを紹介しています。
難病患者等ホームヘルパーとは
難病患者等ホームヘルパーは、特定疾患や難病の方のうち在宅治療を行っている方を対象に、QOL向上を目的として日常生活のサポートや在宅での介護を行います。
仕事内容は通常のホームヘルパーと同じですが、いつも通りの生活介助を行う上でも、難病を持つ利用者にとっては注意が必要な場面も。そのため幅広く専門的な知識が求められます。
また難病を持っていることで弱気になり、落ち込みがちになる利用者もいます。そうした利用者や家族の心のケアも、難病患者等ホームヘルパーの大切な仕事です。
難病患者等ホームヘルパーを受講するメリット
より専門性の高い知識が身につくことで、ホームヘルパーとしての活動領域を広げられます。また多様化する難病患者のニーズに対応できる専門知識は、就職や転職にも有利でしょう。
難病患者等ホームヘルパーを取得するとなにができる?
- 訪問介護事業所において、疾病の特徴や注意すべき点などを把握した上で、ホームヘルパーとして難病患者への介護を行えます。
- 難病患者の生活介助や心のサポートなどを行いながら、利用者の自立を助け、地域社会へ参加できるようサポートする、重要な役目を担えます。
難病患者等ホームヘルパーの受講資格
各都道府県あるいは地方自治体に指定されている事業所で「難病患者等ホームヘルパー養成研修」を受講し、修了しなければなりません。
「難病患者等ホームヘルパー養成講座」では、「入門講座」と「基礎課程I」、「基礎課程II」の3つのカリキュラムが組まれており、いずれも1日ほどで修了可能です。
「入門講座」の受講資格は、障がい者居宅介護従事者基礎研修課程修了あるいは履修中、ホームヘルパー3級および介護福祉士が対象となっており、研修時間は4時間。「基礎課程I」の受講資格は、介護職員初任者研修修了あるいは履修中、ホームヘルパー2級および介護福祉士が対象で、研修時間は4時間です。
「基礎課程II」の受講資格は、介護職員基礎研修修了者、実務者研修修了者あるいは履修中、ホームヘルパー1級および介護福祉士の方が対象で、研修時間は6時間となっています。
難病患者等ホームヘルパーの難易度
難病患者等ホームヘルパーには試験がなく、所定のカリキュラムを修了することで資格を取得できます。
ホームヘルパーの資格所有者を対象としていることからもわかるように、難易度は高くありません。しかし難病患者などのヘルパー業務において即戦力として活躍するには、講義に集中し、難病や特定疾病への理解を深める必要があります。