介護職はシングルマザーでもできる?

介護職としてシングルマザーが働くメリットなど

介護業界は全体的に人手不足の問題を抱えているため、就職しやすい業界といえます。フルタイムだけでなく、時短・夜間など働き方も多様なため、ライフスタイルに合った就業も難しくありません。国や各自治体による支援制度も利用できることから、シングルマザーで介護職に就いている方も多いようです。

最近では、シングルマザーに対する応援制度が充実している施設も増えています。

介護業界のシングルマザーへの支援制度は?

母子家庭自立支援給付金

厚生労働省との協力のもと、各地方自治体が母子家庭のために実施する給付金制度の種類は自立支援教育訓練給付金高等職業訓練促進給付金等事業の2つです。

自立支援教育訓練給付金は、厚生労働省の教育訓練給付金制度を受けられない方が自分で受講料を支払い、対象となる教育訓練を修了した場合に支払った受講料60%が支給されるというものです。

この制度は各地方自治体によって規定が違うため、確認が必要です。審査がおりるまで1ヶ月以上を要することもあるので、利用される方は早い内に手続きを進めてください。

高等職業訓練促進給付金等事業は、介護福祉士や看護師などの資格を取得するために、養成機関で1年以上の修業が必要な場合に、高等職業訓練修了支援給付金とともに支給されます。支給額は、課税世帯の場合で月額70,500円、非課税世帯で月額100,000円です。ただし養成機関での過程が修了する最後の12ヶ月の支給額は、課税世帯で月額110,500円、非課税世帯で月額140,000円となります。支給期間は上限を4年とし、修業期間の全ての期間です。給付を受けるには、受講終了日から30日以内に申請する必要があります。

施設・事業所の支援制度

シングルマザーへの支援制度については、施設・事業所が独自に設けているところもあります。例えば、シングルマザーの応援制度として、半年ごとに40,000円を支給する施設や、毎月10,000円を支給する施設など。その他にも完全週給2日制や、スキルアップを目的とした研修を導入することで、シングルマザーが子育てをしながら仕事に励めるようにサポート体制を整えています。

なお、支援制度は各事業所によって異なるため、事前に確認しましょう。

シングルマザーが介護職で働くメリット

介護職は、未経験でも就職できる仕事です。学歴や資格、経験の有無を問わないため、社会人としてのブランクがあったり、無資格だったりしても働けます。

未就学の子供を持つシングルマザーの場合は、育児・介護休業法に従って、夜勤の免除申請が可能です。

母子家庭の方を雇用した場合、事業所側は、特定求職者雇用開発助成金の制度を利用して、助成金を受けられます。そのため、シングルマザーの採用を積極的に行っている施設もあるようです。

介護職は「忙しい仕事」というイメージがあり、シングルマザーに嫌厭されがち。しかし自分のライフスタイルに合わせて雇用形態が選べる、自由度の高い業種でもあります。事業所によっては正社員だけでなく、パートや契約社員、派遣社員など、幅広い募集も行っています。

キャリアアップについて

介護職を未経験でスタートした場合には、「介護職員初任者研修」「実務者研修」「介護福祉士」と、経験を積んでいく過程でキャリアアップを目指せます。

特に国家資格である介護福祉士の資格を取得することで、転職時にも有利になり、シングルマザーであっても正社員として採用される可能性は高くなります。